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CNAロボコン出場計画 第3回飛行ロボコンに出場するまでの記録
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こんばんわ。

今日は投稿ラッシュが起きているようです。
それもそのはず、いよいよ大会が迫ってきました。

直前ではありますが、飛行動画の投稿をしたいと思います・・・・が、youtubeの埋め込みが上手く出来なかったので、直接リンクを貼ります↓


jp.youtube.com/watch



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お久しぶりです。水越です。


このブログは少々の間、我が後輩たちにより更新されておりました。

私はと言うと……、サボっていたわけです……。

こ、このままじゃいかん!最後くらい何かか無くてはっ、と―――思った次第であります。



多分、私の最後の更新になるでしょうが、キリキリ書きましょうかね。


今週日曜日に岐阜まで行きまして、どんな常態かを見たきました。

もう私が教えることもほとんど無く、したことと言えば本番用の機体(現在飛行中のものは予備機となる予定)の製作くらいでした……。

その時の観測では1分30秒で18枚読むことが出来ていました。
さらに一週間の練習をつんだ今では、きっと20枚を読んでいることでしょう。
観測者と操縦者の心は以心伝心です!


エンジョイは色々な意味でジョイフルの後継機です。
以下は機体のズペックです。


          Joyfull       EnJoy
重量                   147g                     130g
全長       620mm      670mm
全幅       900mm      900mm
翼面積      18dm^2      主翼18dm^2+先尾9dm^2=27dm^2
翼配置      通常型       先尾翼(エンテ)
モーター配置   トラクター方式  プルプル方式
飛行速度      約4.3m/s     約3m/s?
最小旋回半径   約0.5m       約1.0m?

  Joyfull EnJoy
重量 147g 130g
翼面積 18dm^2 主翼18dm^2+先尾9dm^2=27dm^2?
翼配置 通常型 先尾翼(エンテ)
モーター配置 トラクター方式 プルプル方式
飛行速度 約4.3m/s 約3m/s?
最小旋回半径 約0.5m 約1m?


まず見た目で大きく違うところが、ジョイフルが通常の主翼と尾翼の配置であったのに対し、エンジョイでは先尾翼機になっています。
この差により、ジョイフルでは非常に安定して飛行することが出来たのに対し、エンジョイでは航空力学的にピッチ安定がかなり悪くなってしまいました。
また先尾翼機にしたことでモーターは胴体の上部に取り付けられています。
これにより機種下げモーメントを常に発生することになり、これも機体を不安定にさせる要因にもなっています。
ただし失速特性は先尾翼機独特のもので、そのままの体制で高度だけが下がっていきます。
これは期待していた通りの結果であり、これにより失速時でも復帰しやすくなっています。
また機種下げモーメントを抑えるために先尾翼が非常に大きなものになりましたが、結局のところこれが大きな揚力を生むことになり、翼面荷重を低くすることにもなりました。
これは低速飛行という形で結果が出ています。

重量は装備品を30gほどの軽量化したことにより、機体がダイエットされています。
カナードやモーターマウントなどの構造で機体本体の重量は増えていますが、それでも全体として軽く出来たのは装備品のお陰です。
この装備品の違いは、ジョイフルとエンジョイの特徴を良く表しています。
ジョイフルでは強力なモーターとバッテリーで、非常に高い機動性と上昇力をほこっていました。
しかしその分重量がかさんでしまい、低速飛行が苦手で、しかも重量分の得点がほとんどありませんでした。
そもそもこれほどの強力な推力には実用性が少なく、実際フルスロットルにするようなことはまずありませんでした。
それに対しエンジョイでは小型なモーターとバッテリーで軽量化をはかりました。
その分ジョイフルに比べて推力は減りますが、それでも最低限の飛行をする分には十分な推力を出すことが出来ます。

主翼の構造にも手が加えられました。
ジョイフルの主翼の上半角は、張り線により作られています。
これは精度のいいものが作りやすいから、と言うのが主な目的であり、剛性が高くなるなどと言う理由は後付でした。
糸は抗力となりうるデメリットと、翼に和紙を貼った後に上半角を付ていたために、翼紙にしわが寄ってしまい、翼断面形状が保てなかったから、という問題がありました。
今回のエンジョイでは上半角を桁に付けてあるため、上のデメリットもありません。
また外翼と内翼をべつべつに作ることにより、シンプルな治具で製作が出来るようになったため、容易に精度の高い主翼を作成することが出来るようになりました。

これらの違いから、どのような観測が出来るかと言うと……。
ゆっくりとした飛行のため、文字が読み取りやすい。
ピッチが不安定のため、高度を常に一定に保つのが難しい。特に旋回時はパワー不足も相まって、高度が落ちやすい。
プロペラ径が小さく回転数も減ったために、プロペラの回転による半トルクが減り、左右どちらの旋回もしやすい。(ジョイフルでは左旋回しか出来なかった……)
着陸の仕方がおもしろい。推力を切って機種を上げると失速するので、機体がそのままストンと垂直着陸が出来きます!だから何?と言わないくださいね。


Booing717計画の初期の頃の目標である
・重量100g以下
・最低速度2m/s以下
と言う性能には、残念ながら届きませんでしたが、それでもジョイフルを凌ぐ機体であることは確かです。
課題はまだまだ残っていますが、この機体が全力を出し切って作った上での結果であり、後輩たちの汗と涙の結晶であることは間違いありません!
私はこれがいい機体であると確信を持っています!

さあ、コンクールで、その成果をだしてもらいましょう!
(もちろん私たちは金曜日に有給をとって行きますよ)

ガンバレ!!


と、以上です。

きっとこれで私の仕事は完了、と言った所でしょう。
後は応援のみ。
ではでは
プレゼンテーションと ロボコンの機体修理にいそがしくて。 動画がなくてすみませんあと、ブログなどパソコンがあまりできないので、動画をのせることができなくてすみません大会もあとすこしです。  なんとしても、動画をのせたいとおもいます
いよいよ、最終形態です。
#6からを軽量したきたいです。IMG_0458.JPG
  ・カナードの補強材を少なくし、軽量化しました。
  ・無駄な配線を短くしました。
  ・脚を短くしました。
  ・胴体を削りました。
かなり軽量化しました!! なんと!125gでした!実際はすこし増えるでしょう!

結果、 良く飛びます!この機体でいこうと思います。

最後に なにか質問などあればブログや大会のときにでも話ができればいいとおもいます。
  すこしでも、Booing717 EnJoy について分ってもらえれば嬉しいです。
みんな、頑張っていますので応援よろしくお願いします。  全国の学生が 航空技術のレベルアップできればいいと思っています。 
Joyfullメンバー(先輩方)が、胴体を長くして、カナードを小さくしてキャンバーをつけると、糸もいらない(剛性が強い)、パワーもいらなくて、効率よく飛ぶという予測で制作しました。

実際、パワーもいらずに、予測、通りとびました。
でも、 左右にフラフラゆれながら飛んでいて もっと改良したいのですが、時間もなくて、不採用というかたちになり、 先輩方、すみませんでした。


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