昨日は、今日♯4が初飛行をすると書いてありましたが、結局時間と教室の問題で初飛行が出来ませんでした。
一応簡単な滑空試験をしましたが、大した事は分かりません。
舵を動かしてみて機体の動きを見てみました。
機体はカーブしたので利いている様ですが、どれ程の性能があるのかはまだ不明です。
所で超小型カメラRC-12を、実際にテレビを使って性能を確かめてみました。
テレビは岡田君がアパートから持って来てくれました。ありがとう~
RC-12は21日に届いていたのですが、テレビがなかったのでこれを使うのは今回が初めてです。
使ってみた感想は思っていたよりも鮮明だと言う事。
携帯のムービーのような物を予想していたので、少し驚きです。
彩色もなかなかきれいです。やっぱり高性能なんだなと実感しました。
私が観測者なので、これからはこれを見て練習する事になります。
そう言えば各メンバーの役割を発表していませんでしたね。ここで発表します。
代表者、操縦者:岡田 慎之介
きっといい操縦をしてくれます。文字が読みやすくに映るような、スムーズな飛行のさせ方をしてくれる様、期待しています。
観測者、水越 広樹
私が観測者になりました。飛行機がどんなにいい飛び方をしようとも、全ては私が読むかどうかに掛かっています!責任重大!
補助者、星野 雄大
現在どのようなタイミングで帰還をすればいいのかを研究中です。的確な指示を期待しています!
補助者、塚原 大地
製造面のプロです。非常に細かい仕事をこなしてくれています。同じく的確な指示を期待しています!
補助者、小川 哲也
残念な事に室内飛行ロボコンが開かれる日に、就職した企業の早期研修が入ってしまい、出場できなくなってしまいました。
新メンバーとして私が入った大きな理由がこれなんですが、てっちゃんの分まで私たちががんばります!
話が脱線しました。
カメラの性能を確かめるため、A4用紙に書かれた「i」と「j」の文字がどの距離なら判別できるのかを試してみました。
8メートル:とても文字には見えませんでした。
6メートル:点と棒がある文字だと言う事は分かりました。しかし、「i」と「j」の区別がつきません。
5メートル:良く見れば分かる!でもちょっと不安な所……。
4メートル:おお、見える見える!判別は十分に付きます。
3メートル:完全に見えます。これなら余裕をもって見る事が出来ます。
確実に判読するならば3メートルから4メートルが妥当な所。
あまり近すぎると機体が接地しやすい上に、文字はあっという間に視界を通過して行きます。
岡田君にカメラを持って走ってもらいました。
「i」と「j」はテレビ画面をあっという間に通り過ぎていきます。
その間約0.7秒くらい!?(かなり適当な計測をしています)
約0.7秒の間に判読しなくてはならない訳で、何の文字かを迷っている暇はありません。
即見て、即判別して、即解答用紙に書く。これが観測者の仕事です。緊張します……。
明日はもう少しカメラを使った試みをしようと思います。
前回、翼のテーパーについて書きましたが、少し具体的な事が決まりました。
とは言っても具体的な数字や構造などはまだ未定です。
少ししか決まっていませんがここに書きます。
主翼のテーパーですが、やはり複雑な構造は避けたいと所。
そこで上半角とテーパーを同時に始めることで、接合部を減らすと言う事を考えています。
その事は前回も書きました。
今回は更にその考えをもう少し発展させて、前桁は上半角を付けるのみに留め、後桁を前進させてテーパーを付ける事にしました。

←スケッチです。
上半角は12度と言う事は決まっていますが
それ以外の数字は決まっていません。
基本的には前桁の方が大きな力を受け持つため、できる限り前桁にはリスクを減らそうと考えています。
そうなると、前桁を後退させなくて済むこの構造の方が構造的なリスクは減ります。
しかし、この翼は前進角を持った、前進翼になります。
それほど大きな前進角ではないので大きくはないとは思いますが、多少は空力面にも影響します。
どの様な影響が考えられるかを調べてみました。
まず、テーパー翼にすると翼端失速を起こしやすい、と言うデメリットがあります。
しかし前進角を与えてやると失速が始まる位置が翼根側に移動します。
つまり翼端失速が起こりづらくなる訳です。
そのため失速ぎりぎりの速度または迎え角でも、安定して飛行ができます。
テーパー翼のデメリットを前進翼で打ち消してくれるかもしれません。
ただ、方向安定、横安定が悪いため、尾翼の容積比を上げる必要があるかもしれません。
とは言え影響は少なそうですし、これも飛ばしてみてからでないとはっきりとはしません。
とにかく作って飛ばすのみです。
ではでは。
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