CNAロボコン出場計画
第3回飛行ロボコンに出場するまでの記録
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抗力を減らすために更に小さな機体を製作しました。
それが♯12。 主翼は16dm^2から14dm^2に縮小されました。 もた翼根にあるエルロンの取り付け部のみを直線にして、翼端からは後縁側を前進させてテーパーがかかるようになっています。 胴体や尾翼もそれに合わせて縮小し、尾翼容積比は今までと変わりがないようになっています。 尾翼は今までのものよりも更に軽量化するため、骨部を更に細め、リブを略し弱い部分は最低限の補強をするなど工夫がなされました。 メインギアは左右に大きく広げ、離着陸時の安定性を向上してあります。 スキッド式だった尾部にもタイヤを取り付け、離陸の摩擦は更に低減されています。 胴体は尾翼や主翼取り付け部を除いて角を削り、断面を丸くして空気抵抗、重量の低減をはかっています。 電子機器は主翼の取り付け部に今までは装備していましたが、機器のコードの長さに余裕ができたため、モーターのマウントのすぐ後ろにまとめて取り付け、プロペラ後流の阻害を食い止めてあります。 電子機器の変更と、過去の機体の流用品があまりないため、新規製作部がほとんどです。 そのとめ今までの構造を一気に改善することができました。 さっそくこれを飛ばします。場所は以前♯4を飛行させた合同教室です。 机や椅子をすべて片付けて、教室内はとても広々としました。 機体を床に置き、早速離陸滑走です。 はじめはまっすぐ離陸しなかったため、ラダーの拡大や推力変更などで調整を行いました。 調整して何とかますっぐ進むようになり、今度こそ離陸滑走。 しかしいくら助走をつけても一向に飛行しようとしません。 そこで気が付いたことは、機体が地面についている限り迎え角が変えられないと言うこと。 なにせエレベーターの真下に尾輪があるのですから、これ以上尾翼は下がりません。 自力の離陸は今回の試験ではあきらめる事にして、手投げでの飛行をします。 自力ではできませんでしたが、手投げならば一応は飛行することができました。 翼面荷重が増えているため、少しだけ速度が増しています。 エルロンは利いているようです。ただ一度姿勢を崩すと復元がし辛いようでした。 また、舵面を動かすと速度が落ち、また上昇能力もあまりなかったようです。 風がなく、重量も減り、ギアの摩擦がほとんどなく、抵抗も少ない。 それでも離陸できない。 やっぱり推力不足は否めないようでした。 それでもすぐ次の日には体育館を使用しての飛行試験が控えているため、推力を増す手立てはまずできません。 今できる事で対処します。 離陸をスムーズにするため、ギアの配置を変えます。 一般的な飛行機が採用している、メインギアとノーズギアの配置です。 重心よりもやや後ろにメインギアを取り付け、機首部にノーズギアを取り付けます。 そしてもう一つは安定性向上のため上半角部分を作ること。 ただし今の主翼をそのまま上半角を付けることは構造上無理です。 そのためウィングレットのようにフィンを新たに翼単に角度を付けて取り付けます。 その作業をなんとか間に合わせて、次の日(2月23日土曜日)の飛行試験に控えます。 PR ![]() ![]() |
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